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窃盗罪で警察から呼ばれている場合・逮捕された場合・弁護士をお探しの方・ご家族へ。弁護士が解説。守谷市・常総市・取手市・つくばみらい市・つくば市など・弁護士吉津和輝

刑事事件

窃盗罪で警察から呼ばれている場合・逮捕された場合・弁護士をお探しの方・ご家族へ。弁護士が解説。守谷市・常総市・取手市・つくばみらい市・つくば市など

弁護士 吉津和輝(茨城県弁護士会所属)市川法律事務所に所属する弁護士です。

「万引きで現行犯逮捕された」「空き巣・置き引きで捜査を受けている」——窃盗罪は法定刑が最大10年の拘禁刑と重く、累犯や被害額が大きい場合は実刑となるリスクもあります。被害者との示談、被害弁償と早期の弁護活動が処分の結果を左右します。

Q窃盗罪とはどのような犯罪ですか?
A
窃盗罪は、他人の占有する財物を、占有者の意思に反して自己または第三者の占有に移転させる行為を処罰する犯罪です(刑法第235条)。万引き・スリ・置き引き・空き巣・車上荒らし・自転車盗など幅広い行為が対象となります。未遂罪も処罰されます(刑法第243条)。

成立に必要な要件として、「不法領得の意思」(権利者を排除して財物を自己のものとする意思)が必要です。嫌がらせ目的で物を隠す行為などは窃盗罪ではなく毀棄罪にあたる場合があります。
類型 具体例
万引き 店舗の商品を無断で持ち出す
スリ・置き引き 他人のポケットや荷物から財布等を盗む
空き巣・侵入盗 住居・事務所に侵入して金品を盗む(住居侵入罪との併合犯)
車上荒らし 駐車中の車から荷物等を盗む
自転車盗・車両盗 他人の自転車・車両を無断で持ち去る
【根拠】刑法(明治40年法律第45号)第235条:「他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の拘禁刑又は五十万円以下の罰金に処する。」
Q逮捕された後の手続きはどうなりますか?
A
段階 内容 期間
逮捕 警察署に身柄を拘束される 最大48時間
検察官送致(送検) 検察官に事件が引き継がれる 逮捕後48時間以内
勾留請求の判断 検察官が勾留を請求するか判断する 送致後24時間以内
勾留 裁判官が勾留を認めると身柄拘束が続く 最大20日間(延長含む)
起訴・不起訴の決定 検察官が起訴するか不起訴にするかを決定 勾留期間内
刑事裁判 起訴された場合は公判手続きへ 数か月〜1年程度
窃盗罪は万引きのように比較的軽微な事案では在宅事件として処理されるケースもあります。ただし、累犯・余罪多数・被害額が大きいケースでは逮捕・勾留されやすくなります。勾留された場合、弁護士は準抗告等の申立てにより早期釈放を目指します。
Q示談はなぜ重要ですか?
A
窃盗罪においても被害者との示談成立は処分に大きく影響します。被害弁償を行い示談が成立した場合、不起訴処分となる可能性が高まります。起訴された場合でも、示談成立は量刑上の有利な事情として働きます。また、示談ができない場合でも被害弁償や弁済供託という制度を活用できる場合があります。

万引きの場合は被害店舗が示談に応じないケースも多いですが、弁護士を通じて被害弁償の意思を伝えることで、検察官の判断に有利に影響する場合があります。

空き巣・侵入盗など被害者が個人の場合は、弁護士が代理人として示談交渉を行うことが有効です。
⚠️ 被害者に直接連絡を取ることは、心証を悪化させたり新たな犯罪(強要等)に発展するリスクがあります。示談交渉は必ず弁護士を通じて行ってください。
Qどのような場合に実刑になりますか?
A
初犯で被害額が少額・示談が成立しているケースでは、不起訴・罰金刑・執行猶予判決となることが多い傾向にあります。一方、以下のような場合は起訴・実刑となるリスクが高くなります。
  • 同種の前科・前歴がある(特に累犯)
  • 余罪が多数ある
  • 被害額が大きい
  • 侵入盗など犯行態様が悪質
  • 示談が成立していない
Q窃盗癖(クレプトマニア)がある場合はどうなりますか?
A
繰り返し窃盗を行ってしまう場合、窃盗癖(クレプトマニア)という精神疾患が背景にある可能性があります。クレプトマニアは意思に反して窃盗衝動を制御できない状態であり、単純な道徳的問題ではなく医療的な対応が必要な場合があります。もっとも、窃盗癖であるということがただちに責任非難を減少させることに繋がるという訳ではなく、窃盗癖が本人の行動にどのような影響を与えているのかを分析することが重要です。何度も窃盗を繰り返してしまうご家族がいる場合には、それは病的な窃盗であり、本人の意思ではどうともできない状況にある場合がございます。このような場合に、もうしないだろうと思うのではなく、医療機関と本人を繋げることが重要です。

刑事手続きにおいても、精神科・心療内科での診断を受け、治療への取り組みを行っていることが量刑上有利な事情として考慮される場合があります。弁護士は、医療機関への受診を勧めながら、治療状況を検察官・裁判所に主張・立証していきます。
クレプトマニアの診断・治療は、再犯防止の観点から刑事手続きの結果にも影響します。繰り返し窃盗をしてしまうことで悩んでいる方やそのご家族も、まずは弁護士に相談してください。

「万引きで逮捕された」「警察から呼び出しを受けた」「空き巣・置き引きで捜査を受けている」「家族が逮捕された」など、窃盗罪に関するご相談はお気軽にどうぞ。初回相談で状況と対応方針をご説明します。

弁護士 吉津和輝
茨城県弁護士会所属
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対応エリア

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本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別事案への法的アドバイスではありません。具体的なご相談は弁護士にお問い合わせください。